司法通訳者、通訳ガイドの仕事について紹介します。
外国人が事件に巻き込まれたり、その当事者になった場合、言葉の壁があると操作にも人権擁護にも支障をきたします。
そこて、取調べ、弁護活動、裁判などの各段階でのコミュニケーションの支えとなるスペシャリスト、それが司法通訳です。
国際化が叫ばれて久しいですが、東京都内に限らず地方都市においても、いたるところで外国人に出会うようになりました。
日本に滞在する外国人が年々増加の一途をたどっています。
それに伴い、不慮の事故や事件に巻き込まれる外国人も増えています。
【仕事の内容】内容は言語によりかなり異なります。
通訳者の数が多い英語の場合には、警察内部にも通訳者がいるので、検察の取調べや法廷での通訳が主な仕事になります。
警察・検察通訳と法廷通訳は通常は別の通訳者が担当することになっているため、通訳者が少ない言語になると、そうもいかずに1人の通訳者が逮捕から判決に至るまで担当しなければならないこともあります。
特殊な言語では、通訳のために大学の研究者が駆り出される場合や、その言語のネイティブスピーカーで日本語のできる在日外国人を起用する場合も増えています。
通訳ガイドは、観光地でよみ見かけられるような、制服に身を包んだガイドさんの説明を通訳するわけではありません。
来日する外国人が興味をもつ事柄は多岐にわたります。
日本人にとっては当たり前すぎて不思議に思わないことや、ガイドブックに載っていないことばかりです。
つまり、通訳ガイドは、外国人の視点に立って日本の説明ができなければなりません。
【添乗業務】通訳ガイドは普通、お客様の旅程に従い日本各地を回りますが、そのための添乗員が別に付くことはありません。
行く先々の説明をすると同時に、バスや食事場所などの予約の確認や、変更などの添乗業務もこなさなければなりません。
また、お客様の病気や怪我など、不可抗力によるトラブルを迅速に解決する判断力が求められます。